(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編
全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾 好評販売中です。

第2弾 植物生態観察図鑑 ふしぎ編 初校返しました。年度内には完成するでしょう。御期待ください

 オウレンの性型については、植物図鑑では、雌雄異株とか、両性花と雄花とがあるなど、様々な記述があるが、実際の所は「両性花の株、雄株、雌株、両性花と雄花の混ざった株」が見られる。
 植物図鑑の記述を鵜呑みにするのではなく観察が重要である。
 オウレンの性型についても8ページにわたって詳しく解説。
 右の画像はオウレンの雌株。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


401 オニバス2020(5) 

 オニバスの家庭用レジャープール(縦145cm、横235cm)での栽培株は終盤を迎えました。今年の最大葉は図1の第17葉で、縦径約77cm、横径約79cm(8月20日測定)まで育ちましたが、以後は、次第に小さい葉しか出ず、現在(9月15日)第23葉まで展開していますが縦径約23cm、横径約21cmと小型で止まっています。この後も何枚かの小型の葉は展開するでしょうが、ついには葉が出たのかどうかも分からなくなってしまいます。
 かつて2014年には縦径141cmまで育ち(ここ)、容器全体が葉で覆われた年もありましたが、最近はあまり大きな葉が得られておりません。原因は不明です。

図1 オニバスの葉 (2020年8月20日)
図2 オニバスの葉。既に第17葉以前の葉は消滅している (2020年9月5日)
図3 これまで自宅で育った最大の葉。この栽培容器は縦145cm、横235cm。ここまで育つと、葉は重なったり、容器の縁にぶつかって折れ曲がるようになってしまう

 今年(2020年) は開放花が1個もなくすべて閉鎖花でした。7月28日に閉鎖花らしきものが水中に見えていました。最初の閉鎖果が種子を散布したのは8月30日でした。正確には分かりませんが種子の成熟には1ヶ月程掛かるようです。9月14日現在、既に3個の閉鎖果が種子を散布し終わっていますが、未だ7個の閉鎖果がに水中に見えていますから、この株では少なくとも10個の閉鎖果ができていたと考えられます。2番目の閉鎖果が散布した種子の画像が次の図4および図5です。63個の完熟種子と25個のしいな(熟さなかった種子)を収穫できました。    

図4 果実が崩壊した直後 (2020年9月3日 16:24)
図5 1果実中の種子。完熟種子63個としいな25個(2020年9月3日 16:54)

種子の詳しい構造はFILE66オニバス(1)を見て頂きたい。

拙著 植物生態観察図鑑−おどろき編(全国農村教育協会)では、22ページにわたってオニバスについて詳しく解説してあるので、ぜひ本文でお読み頂きたい。 さしあたり FILE66 オニバス(1)(ここ)をご覧ください


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