(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編
全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾 好評販売中です。

第2弾 植物生態観察図鑑 ふしぎ編 初校返しました。年度内には完成するでしょう。御期待ください

 オウレンの性型については、植物図鑑では、雌雄異株とか、両性花と雄花とがあるなど、様々な記述があるが、実際の所は「両性花の株、雄株、雌株、両性花と雄花の混ざった株」が見られる。
 植物図鑑の記述を鵜呑みにするのではなく観察が重要である。
 オウレンの性型についても8ページにわたって詳しく解説。
 右の画像はオウレンの雌株。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

  価格は2,950円+消費税 です。割引価格でご購入を希望される方は、著者宛に直接メールでご希望をお伝え下さい。

石川の植物


383 ナニワズ(2019年3月11日) 

図1 河川敷のナニワズ(2019年3月9日)

 この河川敷には100個体以上の開花株と相当数の若株が自生しています。冬枯れの地面からナニワズだけがすっくと立っており遠くからでも目立ちます。〇がナニワズの開花株の位置です。

図2 大小の石がゴロゴロした河川敷に生育するナニワズ(両性花株)
図3 両性花は花筒の先端に花粉をもつ雄しべが見えている
図4 花粉を出している両性花(2019年3月9日)
図5 雌花は両性花より小型で、葯には花粉がなくて貧弱である
図6 雌花と両性花は現物を見ていると良く分かるが、それぞれ単独であるとその差は微妙である。そこで両者を同時に撮影した。花の大きさ・葯の大きさ・微妙な色合いの違いに注目して頂きたい
図7 雌花と両性花の縦断面の比較。スケールはmm
図8  関東南部・東海地方東部・近畿北部・九州中部などに分布する「オニシバリ」とよく似ているが、ナニワズの花色はオニシバリよりも黄色が強い。これは東京都町田市産のオニシバリとナニワズの花色を比較したもの
図9 「樹に咲く花」(山と溪谷社)などでは雌雄異株とされているが、じつは、雌株と両性花株からなる雌性両全性異株とよばれる性型の植物である。生態については拙著「植物生態観察図鑑−おどろき編(全国農村教育協会)」に詳しく解説してあるが、ここで概要を知ることができる
付録 3月9日は非常に良い天気だったのでナニワズの観察に出かけたが、この河川敷で見たくないものを見てしまった。そのたくましさからツキノワグマの糞と考えられる。新しいものだった。くわばら !くわばら !


☆ 
ツイッターを始めました。
メルマガ(石川の自然史)もご覧下さい。

石川の植物へもどる

 このサイト及び「石川の植物」「mizuaoiの植物記」の全ての写真、文章などの著作権は、引用文・借用画像を除き、mizuaoi(本多郁夫)にあります。著作権法上許される範囲をこえて、著者に無断で転載はできません。「著者の了承を得て転載しました」の断り書きの無い場合には、盗作になります。ご注意下さい。ただし、リンクは自由ですから、承認を求めることは必要ありません。