(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編
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第2弾 植物生態観察図鑑 ふしぎ編 初校返しました。夏頃には完成するでしょう。御期待ください

 オウレンの性型については、植物図鑑では、雌雄異株とか、両性花と雄花とがあるなど、様々な記述があるが、実際の所は「両性花の株、雄株、雌株、両性花と雄花の混ざった株」が見られる。
 植物図鑑の記述を鵜呑みにするのではなく観察が重要である。
 オウレンの性型についても8ページにわたって詳しく解説。
 右の画像はオウレンの雌株。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


358 アキノギンリョウソウMonotropa uniflora L.

図1 アキノギンリョウソウの大群落(2017年10月5日)

 ギンリョウソウ(Monotropastrum humile (D.Don) H.Hara)(銀竜草)は薄暗い林中で見ることが多く、体全体が白く花がうつむいている異様な姿からユウレイタケ(幽霊茸)の別名をもつ。ギンリョウソウは石川県ではおおむね5月〜8月頃に開花する。よく似たアキノギンリョウソウ(Monotropa uniflora L.)は8月〜10月頃に開花する。一見似た植物だが、違うところも多く別の属に分類されている。
 これまでアキノギンリョウソウの写真はあまり撮っていなかったが、このたびスダジイ林下のおよそ1uほどの範囲に、正確に数えたわけではないが200個ほどの花茎が立つ大群落を見つけた。花の最盛期を過ぎ、かなり傷んだものが多かったのが少し残念ではあったが。

 
図2 このような大群落は初めて見た
図3 ギンリョウソウの果実は液果だが、アキノギンリョウソウは刮ハ(さくか)で、残骸が翌年の花の時期まで立ったまま残っていることもある
図4 果実は大きく5裂する(図は昨年の果実)
図5 アキノギンリョウソウの花。一部の花弁を取り除いてある。花糸に長短のある10個の雄しべのあることが窺える
図6 アキノギンリョウソウの柱頭は中央部がへこんで周囲が黄褐色
図7 ギンリョウソウの柱頭は中央部がへこんで周囲が青いので、花を見ることができれば両者の違いは一目瞭然である
図8 アキノギンリョウソウの花弁の縁には不規則
なギザギザがある
図9 ギンリョウソウの花弁の縁は滑らかである


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