(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 オウレンの性型については、植物図鑑では、雌雄異株とか、両性花と雄花とがあるなど、様々な記述があるが、実際の所は「両性花の株、雄株、雌株、両性花と雄花の混ざった株」が見られる。
 植物図鑑の記述を鵜呑みにするのではなく観察が重要である。
 オウレンの性型についても8ページにわたって詳しく解説。
 右の画像はオウレンの雌株。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


349 サワギキョウの受粉戦略 2016年9月17日
 数日前からサワギキョウが咲き出した。鳥が翼を広げたような形の花で、サギソウに劣らず美しい。一方、この花の構造と受粉戦略は想定外の突飛さである。
 普通に見ると、雄しべも雌しべも見えない。鳥の頭のように見える灰色の箇所が雄しべで、筒状になっており、雌しべはその筒の中に隠れているのである。普通の花のような葯も花粉も見えない。筒の先端に毛の束が見えるだけである。
 
図1 鳥が翼を広げたように見えるサワギキョウの花。鳥の頭のように見えるところが雄しべである
図2 雄しべが筒のようになっており、先端に毛の束がある
図3 その筒の中へ花粉が出ているので、筒部を切断すると花粉が詰まっている。その花粉を雌しべがぎゅうぎゅうと押している
図4 花粉を取り除くと、花粉の入っていた空間や雌しべがよく見える
図5 雌しべの柱頭の基部には、雌しべの毛束があり、ブラシのようになって花粉を押している
図6 葯の毛束を押すと花粉がこぼれてくる
図7 蜜を吸いに来たクマバチ(?)の背中が葯の毛束を押すことによって、花粉がクマバチに降り注いでいる
図8 「知るほどに楽しい植物観察図鑑」で、花粉を出し終わってから柱頭が開いて雌性期になる様子が解説されているページ

 サワギキョウの詳しいことは「知るほどに楽しい植物観察図鑑」(自費出版)で、7ページにわたって解説してあります。同書は、絶版中とアナウンスしてありましたが、最近、倉庫から新本が少数発見されましたので、ご希望の方には、荷造り送料・送金料・消費税すべて無し、正誤表付きで2400円(郵便振替による後払い)のみでお分けします。ご希望の方は著者まで直接メールをお願い致します。メールアドレスは、ここです。


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