(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 オウレンの性型については、植物図鑑では、雌雄異株とか、両性花と雄花とがあるなど、様々な記述があるが、実際の所は「両性花の株、雄株、雌株、両性花と雄花の混ざった株」が見られる。
 植物図鑑の記述を鵜呑みにするのではなく観察が重要である。
 オウレンの性型についても8ページにわたって詳しく解説。
 右の画像はオウレンの雌株。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


344 オニバスの葉 2016年8月23日
 オニバスの葉が次々に展開して、重なりはじめた。下になった葉は早期に枯れてしまうので、栽培容器が狭いと損失が多くなる。
 現在、H葉が展開を始めているが、これが十分大きくなるとE葉に被さってしまうので、E葉を採取して標本にすることにした。
 葉の裏には障子の桟のような逞しい葉脈が張り巡らされている。「葉脈に貯えた空気で浮力を保つ」と思い込んでいる人が多いが、安心してください。オニバスの葉は、浮力とは関係なしに、葉柄とそれにつながる葉脈によってしっかり自立している。
 詳しくは、「石川の植物修正版 オニバス(2)」でご覧下さい。

 オニバス全般については、
植物生態観察図鑑−おどろき編(全国農村教育協会)のp.106〜127で詳しく解説致しましたので、ぜひお読みいただきたくお願いします。
 
図1 E葉採取前の栽培プール 図2 E葉採取後、隙間のできた栽培プール
図3 採取したE葉。葉の裏側ほぼ中央に葉柄が付いている。切り出した場合、葉が大きいので、葉柄の付け根で支えていないと、わずかの風にも煽られて葉がひっくり返ってしまう(実際には支えていても絶えず煽られて、揺れ動く)
図4 厚さ約0.3mmしかない薄い障子紙のような葉を支えるために、葉脈が障子の桟のようになって、葉の形を保っている。
図5 この葉は縦径71cm、横径72cm であった
図6 この葉の場合、葉脈の最も高い箇所では約2.5cmの高さがあった
図7 栽培容器が狭すぎると、葉が容器からはみ出て育つ。意外と空中生活に耐えることができる。植物生態観察図鑑−おどろき編(全国農村教育協会)p.116の図35より
図8 浮力とは関係なく、しっかりした葉柄によって空中へ持ち上げられた葉。植物生態観察図鑑−おどろき編(全国農村教育協会)p.116の図36より
図9 皿形に展開しつつあるH葉(縦径 35cm)。この日、縦径が3時間で2cmも広がった
図10 H葉を横から見ると、縁が水面から数cmも立ち上がった深い皿形に展開していた

 オニバスについては、かつてHP「石川の植物」の中で詳しく解説してあったが、サーバーの都合で、現在は閲覧できなくなっているので、植物生態観察図鑑に新しいコーナー「石川の植物修正版」を作って、オニバス(1)及びオニバス(2)としてアップした。オニバス(3)も考えられるのだが、何時になるかは分からない。


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