(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 オウレンの性型については、植物図鑑では、雌雄異株とか、両性花と雄花とがあるなど、様々な記述があるが、実際の所は「両性花の株、雄株、雌株、両性花と雄花の混ざった株」が見られる。
 植物図鑑の記述を鵜呑みにするのではなく観察が重要である。
 オウレンの性型についても8ページにわたって詳しく解説。
 右の画像はオウレンの雌株。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


335 キカラスウリの開花(2016年7月5日)
 キカラスウリが咲き出しました。
 自宅ではキカラスウリとカラスウリを栽培(勝手に生えてきた)していますが、キカラスウリが先日から咲き出しました。
 この両者の識別は、両方を知っていれば非常に簡単ですが、どちらも花冠裂片の縁が細く糸状に裂けているので、どちらかだけを初めて見たときには悩みます。
 カラスウリの花は夜明け頃にはもうくしゃくしゃに丸まってしまいます。キカラスウリの花は翌日の午後までしっかり開いていることが多いです。従って、日中、花を見ることができるのはキカラスウリとなります。
 昆虫の集まる花ハンドブック(田中 肇、文一総合出版)によれば、スズメガの仲間が蜜を吸いに来て花粉の媒介をするとのことです。私が見たのは、「東京昆虫館」というサイトの画像掲示板で問い合わせたところ「テツイロヒメカミキリ」との回答を得ました。蜜を吸うのではなく、花粉を食べている様子でした。雌花には花粉が無いのでこのカミキリは雌花へは行かないでしょうから、花粉の媒介はしないことでしょう。
 また別の昆虫もいましたが、これは「クロウリハムシ」(昆虫探検図鑑1600 川邊 透 全国農村教育協会による)で、カラスウリの花冠を食べているのでした。
図1 夕方咲く予定の蕾が2個ある
図2 夕方、蕾がほころびだした
図3 相当開いてきた
図4 ほぼ全開したもよう
図5 深夜、テツイロヒメカミキリが花粉を食べに来た
図6 花粉を食べているテツイロヒメカミキリ
図7 翌日早朝。「クロウリハムシ」が花を食べている
図8 花を食べている「クロウリハムシ」
図9 翌日昼。未だ花はしっかりしている
図10 上の2個の花は7月4日に咲いたもので、傷んではいるが7月5日の夕方でも未だ形を保っている。下の2個の蕾は少しほころびかけている
図11 7月4日の花は、ボロボロになりながらも、翌5日の深夜に至るも形を保っていた
図12 新しい花がほとんど全開した
図13 4日の夕方に開花した花。ボロボロになってはいるが、翌日の深夜になっても未だ形が残っていた


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