(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 オウレンの性型については、植物図鑑では、雌雄異株とか、両性花と雄花とがあるなど、様々な記述があるが、実際の所は「両性花の株、雄株、雌株、両性花と雄花の混ざった株」が見られる。
 植物図鑑の記述を鵜呑みにするのではなく観察が重要である。
 オウレンの性型についても8ページにわたって詳しく解説。
 右の画像はオウレンの雌株。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


334 ベニバナセンブリとハナハマセンブリ(2016年6月27日)
 ベニバナセンブリとハナハマセンブリが最盛期です。
どちらもヨーロッパ原産の帰化植物です。全国的にはハナハマセンブリの方が多いようですが、石川県では、未だベニバナセンブリしか見ていません。
 両者はよく似ているのですが、花を見るとはっきりその違いが分かります。
1 花の大きさは、ベニバナセンブリの方が大型です。
2 花弁の色は、ハナハマセンブリの方がくっきりとした紅色です。「紅花」にぴったりです。全国的にはハナハマセンブリの方が多いようで、そのため、ハナハマセンブリを見て、これこそ名にし負う「ベニバナセンブリ」かと、誤解する人が多いです。
3 花冠中心部が白いが、ハナハマセンブリでは、白い部分の境界がくっきりとしています。
4 どちらも葯が捻れて花粉を放出するのですが、ベニバナセンブリの葯はハナハマセンブリの2倍ほどもありますので、捻れが良く分かります。、
5 図鑑には、花時の根生葉の状態で区別できるように書いてあるものもありますが、それは決定的ではありません。
 両者を同時に見ることができれば分かり易いのですが、どちらかしか見られない場合には難しいかも知れません。
ベニバナセンブリとハナハマセンブリの詳しいことについては、拙著「植物生態観察図鑑−おどろき編」(全国農村教育協会)の175〜183で9ページにわたって43枚の写真を使って解説しましたのでご覧頂ければ幸いです。
図1 ベニバナセンブリとハナハマセンブリを並べて撮影。両者の花の違いが良く分かる
図2 ベニバナセンブリ。花は大きく、葯も大きい。花弁の色は柔らかく、花冠中央の白い部分がぼんやりしている。葯が捻れていることに注目。倍率は図3と同じ
図3 ハナハマセンブリ。花は小さく、葯も小さい。花冠中央の白い部分がくっきりしている。倍率は図2と同じ
図4 どうしてこのようなハナハマセンブリがさいたのでしょう? 植物生態観察図鑑−おどろき編 で紹介


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