(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 オウレンの性型については、植物図鑑では、雌雄異株とか、両性花と雄花とがあるなど、様々な記述があるが、実際の所は「両性花の株、雄株、雌株、両性花と雄花の混ざった株」が見られる。
 植物図鑑の記述を鵜呑みにするのではなく観察が重要である。
 オウレンの性型についても8ページにわたって詳しく解説。
 右の画像はオウレンの雌株。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


327 ミチノクエンゴサク(2016年5月12日)
  エンゴサク類もカタクリ同様に種子にエライオソームというものを持っていて、種子をアリに運んで貰います。
ミチノクエンゴサクの種子を適当に撒いたところ、アリがやってきて運んでいきました。2〜3匹で奪い合いをしているように見えたときもありますが、結局は1個の種子を1匹で運んでいきました。
エライオソーム elaiosome とは、
 アリを誘引する物質(オレイン酸などの脂肪酸、グルタミン酸などのアミノ酸、ショ糖などの糖)を含んだ種子の付属体のこと。
 エライオソームの付いた種子をアリが見つけて巣へ運ぶ。運ばれた種子は、巣の中でエライオソームの部分だけが食べられ、そのあとの種子は、巣の中のゴミ捨て場に捨てられたり、巣の外へ土と一緒に捨てられたりする。いずれにしても種子は発芽能力を失うことなく、運ばれたことになる。アリにとっても、栄養に富むエライオソームを獲得できるので、双方が利益を得ることになり、アリと植物は双利共生の関係にあるといわれる。このような方法で、種子を散布する植物をアリ散布植物と呼ぶ。
〔参考文献:中西弘樹.1994.種子はひろがる:126-147.平凡社.〕
図1 2匹のアリでミチノクエンゴサクの種子を争っている
図2 3匹のアリでミチノクエンゴサクの種子を争っている
図3 2匹のアリでミチノクエンゴサクの種子を争っている
図4 1匹で種子を運んでいる


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