(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 ヤドリギの種子は粘液質の果肉に包まれ、鳥のくちばしに付いたり、糞といっしょに排泄されたりして散布される……(山溪ハンディ図鑑3 樹に咲く花による)
 と思っていませんか、それは正しくありません。
 そのような疑問にズバリと答を出しました。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


319 カラスビシャクの子球(2016年3月28日)
 カラスビシャクは畑地で根絶の難しい雑草として良く知られています。
私はカラスビシャクの異様な花序の姿が大変に好きで、観察のために自宅で大量に栽培しています。我が家においてはけっして雑草ではありません。
根絶が難しい理由としては、抜こうとしても、葉だけがちぎれて地下に球茎が残ってしまうこと、葉柄にできるムカゴで繁殖することが挙げられます。もちろん種子でも繁殖します。
繁殖と言えば、同じサトイモ科のウラシマソウなどは、球茎に沢山の子球を付けて繁殖します。カラスビシャクにも子球ができるのではないかと、観察したら、4個の子球が育っていました。この球茎を別の植木鉢に入れて、この後の成長ぶりを見ることにしましょう。
 とりあえず、球茎の撮影をすることにしました。大型の球茎は、名前のとおり球形で、直径が11mm程もあるので、全体にピントを合わせることができませんので、深度合成処理をしました。
 深度合成とは、ピントの合っている位置が少しずつ異なる多数枚の写真を撮影して、コンピューター上のソフト処理によって全体にピントの合った写真を作り出す技法です。
オリンパスの TG−3、TG−4、OM−D EM1などには自動で複数枚の写真を撮って深度合成する機能がありますが、私の愛機である E−5 にはそれがありませんので、マニュアルでカメラの位置を少しずつずらせて、図1の場合には10コマの、図2の場合には20コマの撮影をして、ソフトで合成したものです。
 深度合成は、特にマクロ撮影においてはとても便利な技法なので、今年の秋に発行予定の
「植物生態観察図鑑」(第2集 ふしぎ編)で詳しく紹介しますので御期待ください。
図1 カラスビシャクの球茎。1〜4は子球。スケールは1/2mm(2016年3月28日)
図2 真上から見たカラスビシャクの球茎(2016年3月28日) 
図3 カラスビシャク栽培専用プランター(2012年4月29日)


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