(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 ヤドリギの種子は粘液質の果肉に包まれ、鳥のくちばしに付いたり、糞といっしょに排泄されたりして散布される……(山溪ハンディ図鑑3 樹に咲く花による)
 と思っていませんか、それは正しくありません。
 そのような疑問にズバリと答を出しました。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


316 ナニワズの緑色花(2016年3月22日)
 毎年、お彼岸の頃、能登へ行きます。ちょうどナニワズの開花時期でもあるからです。200坪ほどの山林にナニワズが群生しています。直径1mほどの大株多数の他、実生苗もたくさんあります。
 ここに、緑色が濃い花の咲く両性株が1株だけあります。
それに気が付いたのは,2010年のことです。拙著、植物生態観察図鑑−おどろき編の55ページに紹介したものです。その後見つからなくなって残念に思っていたのですが、今年、再発見することができました。
 同書の「ナニワズの章」でも触れていますが、ナニワズの花の色は個体差があるものの両性花は黄色で、雌花は黄色が少し薄く若干緑がかっています。近縁のオニシバリの花は、緑がかっていると理解しています。
 石川県では身近にオニシバリを見ることができなくて比較が困難なのですが、この1株の「緑色が濃い花」は、おそらくオニシバリの花色に近いもののようです。
 色彩の違いは言葉で表現しても難しいし、写真に撮ってもホワイトバランスや明るさ、モニターの違いによって正確には分からないので、同じ光線の元で撮影しました。その違いを理解して頂けたらと思います。
 ナニワズの全体的な解説は、「植物生態観察図鑑−おどろき編」(全国農村教育協会)p.43〜55で詳しく解説致してありますのでお読み頂ければ幸いです。
図1 ナニワズの花色の比較。微妙な色合いの違いに注目(2016年3月22日)
図2 ナニワズの花色の比較。スケールは1/2mm(2016年3月22日) 
図3 ナニワズの両性花(2016年3月22日)
図4 ナニワズの両性花の縦断面。スケールは1/2mm(2016年3月22日)
図5 ナニワズの雌花(2016年3月22日)
図6 ナニワズの雌花の縦断面。スケールは1/2mm(2016年3月22日)
図7 ナニワズの緑色の両性花(2016年3月22日)
図8 ナニワズの緑色の両性花の縦断面。スケールは1/2mm(2016年3月22日)


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