(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 ヤドリギの種子は粘液質の果肉に包まれ、鳥のくちばしに付いたり、糞といっしょに排泄されたりして散布される……(山溪ハンディ図鑑3 樹に咲く花による)
 と思っていませんか、それは正しくありません。
 そのような疑問にズバリと答を出しました。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


306 オニバスの葉の乾燥標本(2015年10月4日)
 昨年、大きく育ったオニバスの葉をシリカゲルで乾燥させて、丸のままの乾燥標本を作成した。生の時は縦1.17m、横1.37mであったが、乾燥後の大きさが縦1.1m、横1.15mとなった。
このままの大きさでは、車に乗せられないので、幅の狭いスタイロフォーム板3枚に分割して固定した。これでどこへでも運んでオニバスの紹介ができるようになった。
 とは言え、オニバスの葉は厚さが約0.3mmしかないので、おそらく乾燥した「浅草海苔」より薄く、壊れやすいのが悩みである。
 それでもこれを見た人はその大きさに圧倒され、感嘆の声を上げてくれるので楽しい。
この標本を貸し出すことはできませんが、これにくっついて作者が出かけてお話しすることはできます。ご要望があればどうぞ。
 その前に、植物生態観察図鑑−おどろき編(全国農村教育協会)に22頁にわたってオニバスの話を載せてあるのでぜひお読みください。現在読むことのできるオニバスの文献の中では、もっとも詳しいと思います。
 

図1 図2の葉は、乾燥後、縦1.1m、横1.15mとなった。(2015年10月4日撮影) 
図2 図1の葉の生の状態。縦1.06m、横1.15m(2014年8月9日採取。F葉
別の葉だが、この年最大の葉は直径約1.4mにまで育った(2014年9月1日測定。H葉)。 
図3 シリカゲルで乾燥標本を作った手順を公開します。
(1)床に厚手のビニールシートを敷いて、
(2)その上にオニバスより一回り大きな木枠を置き、
(3)ベースになるシリカゲルを薄く敷いて、
(4)オニバスの葉を置きます。
図4 オニバスの葉を完全に覆うように万遍なくシリカゲルを被せます。
図5 空気中の湿気を吸わないようにビニールシートで覆います。
葉の厚さはせいぜい0.3mm程なので、すぐ乾きますが、葉柄の付け根の場所がなかなか乾燥しません。ここをしっかり乾燥させないと葉柄の付け根が腐ってとれてしまうので要注意です。日数も掛かります。
葉が大きいので、シリカゲルも大量に使いました。12.5kg入りの1斗缶を2個、即ち25kg使いました。
 ここまでは経費は掛かりましたが、順調でした。
問題は乾燥した葉をシリカゲルから取り出すことでした。10〜20cmくらいの小さな葉でも大変なのに、1mを越すオニバスの葉をシリカゲルから取り出すのは想像を絶する難しさでした。この難しさは言葉では表せません。でも良い標本ができました。葉脈は乾燥で痩せましたが、しっかり残っています。



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