(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 ヤドリギの種子は粘液質の果肉に包まれ、鳥のくちばしに付いたり、糞といっしょに排泄されたりして散布される……(山溪ハンディ図鑑3 樹に咲く花による)
 と思っていませんか、それは正しくありません。
 そのような疑問にズバリと答を出します。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

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石川の植物


297 オニバスの成長盛ん(2015年6月29日)
FILE292(5月10日)で報告したオニバスは、丸形プール一杯になり、過密のためにどんどん枯れています。早く間引きをしなければなりません。
 ところで、別の2.4m×1.5mの角形プールで発芽した苗は順調に育ち、第15葉が水面に出ました。第14葉は長さ約37cmになりました。
 オニバスの葉の成長を説明すると、第1葉から第3葉までが水中葉で、第4葉以降が水面に出る浮葉となります。現在、このプールに展開しているのは第8葉〜第15葉までです。第4葉と第5葉はすでに枯れて消滅しており、第6葉や第7葉も枯れています。じつは枯れるといっても枯れ葉になるのではなく腐ってぼろぼろになって消滅していきます。(4)・(5)・(6)は遅く発芽した別の株の葉です。
 初期の葉はヒツジグサのような切れ込みのある葉ですが、次第に切れ込みの閉じた葉が伸びてきて、最終的にはほとんど円形の葉になり、昨年は最大直径約1.4mの葉がこのプールで育ちました。
 ただし、注意して頂きたいことは、いま見えている葉が大きくなるのではなくて、より大きくなれる葉が次々と伸びてくるということです。花が咲くのは8月の予定です。
 オニバスについての詳しいことは、拙著「植物生態観察図鑑−おどろき編」(全国農村教育協会)で、なんと22頁にわたって詳しく解説してありますので、ぜひお読み下さい。


図1 丸形プール一杯に生育するオニバス。何株あるか分からないが過密である
図2 角形プールに展開するオニバス
図3 角形プール。6〜15までが展開してきた浮葉。6と7は枯れて分解している。ほぼ円形に育った14は縦が約37cm、横が約36cm。もう少し広がるはずである。(4)〜(6)は遅く発芽してきた別の株の葉である。(5)の長さ(縦)は約6cm
図4 葉の大きさをどういう基準で測定するか。
 葉は円形であるとはいえ、真円ではなく、おまけに円形になったとはいえ、切れ目が完全に塞がったわけではない。また、長径と短径があるが、どこにポイントを置くかが難しい。さらに、長径が縦径で短径が横径であるとは限らない。
 @ 縦径は白線、黄線、赤線のいずれの位置で測定すべきか。
 A 横径は葉の最大幅で測定すべきか(黄線)。あるいは、葉柄の着点を通り縦径に直角の位置(赤線)で測定すべきか。
等の問題である。この葉の場合、縦の赤線では約120cm、白線では約113cmと測定値に7cmも差が出ることになる。
 私としては、縦・横ともに赤線の位置で測定するように統一したいと考えている。縦・横ともに葉柄の着点を通ることがポイントである。FILE283 オニバス物語(1)(2014年)参照
図5 枯れた葉は溶けるように崩れていく
図6 展開しつつある第15葉
図7 第15葉は17時間後にはここまで展開
図8 別株だが第5葉の長さは約6cm
図9 第13葉の刺と毛



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