(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 ヤドリギの種子は粘液質の果肉に包まれ、鳥のくちばしに付いたり、糞といっしょに排泄されたりして散布される……(山溪ハンディ図鑑3 樹に咲く花による)
 と思っていませんか、それは正しくありません。
 そのような疑問にズバリと答を出します。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページに納められています。

 

  価格は2,950円+消費税 です。割引価格でご購入を希望される方は、HP石川の植物の左フレーム「お知らせ」を参考に、著者までご連絡下さい。

石川の植物


293 カタクリの種子を運ぶアリ(2015年5月20日)
 20日(水)は石川県立自然史資料館で標本整理をする予定でしたが、急遽変更してカタクリの種子を見てきました。それというのも、好評発売中の「植物生態観察図鑑−おどろき編」の次作に当たる「植物生態観察図鑑 〇〇〇〇編(未定)」をただいま執筆中で、以前に出版した「知るほどに楽しい植物観察図鑑」に載せた「カタクリ」を再登場させることになっているからです。
 「知るほどに楽しい植物観察図鑑」には、2002年にCOOLPIX990で撮影したカタクリの種子を運ぶアリの写真が載っているのですが、ピントが悪いので何とか撮り直したいと考えていたものです。
 幸い熟した果実を見つけることができたので、地面に種子をばらまいてみました。なんと、カメラを構える暇も無くたちどころにアリがやってきて最初の種子を運んで行きました。
 大型の黒いアリで、あとで昆虫探検図鑑1600(川邊 透.全国農村教育協会)で調べるとクロヤマアリらしいと分かりました。
 クロヤマアリは次々と現れて、大顎で種子のエライオソームの部分をくわえて押したり引いたりしながら運んでいきました。最後の種子を運ぶクロヤマアリを撮影しながら追跡していくと、2m程離れたところにある巣穴へ消えていきました。所要時間は約5分間でした。

図1 カタクリの種子を引き揚げるため、くわえる位置を変えようとしている。
図2 エライオソームのくわえる位置を変えた。
図3 カタクリの種子を押していくクロヤマアリ。
図4 カタクリの種子を引っ張るクロヤマアリ。
図5 カタクリの種子を押すクロヤマアリ。進行方向は右なので、押しているはずだが、一時的に引いているのか、あるいは持ち上げようとしているのかは不明。
図6 行程約2m。5分ほどで漸く(というか、かなり速かった。大型のアリで力があったようだ。)巣穴へたどり着いて、カタクリの種子を入れているところ。この後アリも巣穴へと消えた。以上、連続写真。

カタクリの詳しいことは、知るほどに楽しい植物観察図鑑(自費出版)の p.1〜10をご覧下さい。


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