(mizuaoiの写真館改題)

(こちらは石川の植物の別館です)


植物生態観察図鑑 おどろき編

全国農村教育協会発行の植物生態観察図鑑シリーズ第1弾です。

 ヤドリギの種子は粘液質の果肉に包まれ、鳥のくちばしに付いたり、糞といっしょに排泄されたりして散布される……(山溪ハンディ図鑑3 樹に咲く花による)
 と思っていませんか、それは正しくありません。
 そのような疑問にズバリと答を出します。

など、どんな類書にもない新情報が写真607枚、192ページで納められています。

 

  価格は2,950円+消費税 です。割引価格でご購入を希望される方は、HP石川の植物の左フレーム「お知らせ」を参考に、著者までご連絡下さい。

石川の植物


288 アセビ
 園芸種ですがアセビが花盛りです。雄しべの半葯にそれぞれ1個ずつの刺状突起が付いていて花筒の中を狭くして、訪花昆虫の口吻が触れると葯が揺れて花粉を振りかける、といったあたりのことなら、少し詳しい解説書には出ています。この刺状突起にはさらに細かい突起があって、口吻が触れやすくなっているというところまで書いてある文献はあまりありませんが、「知るほどに楽しい植物観察図鑑」では、そこまで記述致しました。ぜひご確認をお願い致します。ところで、いま、「植物生態観察図鑑−おどろき編−」の続編を執筆中で、アセビを登場させるので、観察し直していたところ面白いことに気が付きました。刺状突起が全体として捻れているのです。1個は右巻きに、もう1個は左巻きに。道理で刺状突起が花筒の中で不規則に暴れていたわけです。観察の種は尽きないものですね。
図1 アセビの花序
図2 下向きに咲く壷状の花の口近くには雌しべの柱頭が見え、花筒の中には雄しべが見えている 
図3 中央の雌しべを囲んで10個の雄しべがあり、それぞれの雄しべから2個ずつの刺状突起が出て、花筒の中を塞いでいる
図4 雄しべの葯は2個の半葯からなり、それぞれの半葯に1個ずつ刺状突起が付く
図5 刺状突起にはさらに細かい小突起が付いて訪花昆虫の口吻に触れやすくなる
図6 1個の葯に付く2個の刺状突起は右捻れのものと左捻れのものでセットになっている


☆ ツイッターを始めました。石川の植物のトップページの一番下及びメニュー欄にアイコンがあるのでクリックしてみて下さい。

石川の植物へもどる

 このサイト及び「石川の植物」「mizuaoiの植物記」の全ての写真、文章などの著作権は、引用文・借用画像を除き、mizuaoi(本多郁夫)にあります。著者に無断で転載はできません。リンクは自由です。承認を求めることは必要ではありません。