mizuaoiの植物観察事典                                      

植物生態観察図鑑 おどろき編  
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石川の植物

265 サデクサ(2014年6月26日)

 本ファイルは従来、石川の植物のファイルとしてmizuaoiの植物記の中に置いていたものですが、サーバーの調子が悪いので、当「mizuaoiの写真館」にも掲載することにしたものです。 
図1 基部が左右に開いた矛(ほこ)形の葉が特徴(2014年6月21日)
図2 上部が葉状に開き、切れ込んだ托葉鞘も特徴
図3 茎や葉柄には下向きの刺が多い
図4 葉柄の刺と星状毛
図5 葉の裏面。密生した星状毛と多数の気孔が見える
図6 葉の裏面脈上の刺
図7 花(2004年9月26日)
図8 花柄には腺毛がある(2004年9月26日)
図9 破れた花被から顔を覗かせている痩果(2004年9月26日)
図10 痩果ははっきりしない3稜形。最小のスケールは0.1mm(2004年9月26日)
図11 全体の姿。茎や葉柄の刺で周囲のヨシなどに寄りかかりながら伸びている(2014年6月21日)

  サデクサは水辺に生えるタデ科の1年草です。
 石川県では従来、自生が知られていなかったのですが、10年以上前に石川県地域植物研究会のT氏によって、加賀地方の水辺で発見されました。その場所が防災のための堤整備工事で失われる危険があるとのことで、T氏の呼びかけで数名の会員が苗の移植などのお手伝いをしたことが思い出されます。その後、作業に携わった会員が、やはり加賀地方の別の水辺でも自生を発見しました。
 サデクサの特徴は、まず、基部が左右に開いた矛(ほこ)形の葉です。次いで上部が葉状に開き、切れ込んだ托葉鞘を見つければ同定できます。石川県では2ヶ所目の自生地です。 


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