mizuaoiの植物観察事典                                      

植物生態観察図鑑 おどろき編  
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石川の植物

262 輪島産オニバスの近況報告(2014年6月10日)

図1 大型プールに移植された輪島産オニバス。 矢印はメダカ(ヒメダカ)。プールの中へ泥を入れたコンテナを沈めて植木鉢としている
図2 2013年8月9日 1.5mビニールプールでの輪島産オニバス

 2011年に石川県輪島市で発見されたオニバスについて、ため池の所有者の許可を得て採取した種子を育てています。
 オニバスの種子は翌年の発芽率が極めて悪いとされていますが、まさにその通りで、翌年(2012年)は1個しか発芽しませんでした。その貴重な個体も間もなく消滅してしまいました。
 2013年には、10個以上の発芽を見たので、観察や標本の作製ができました。そこから得た種子と2011年に得た種子を混ぜて水深13cm、直径1.5mの子ども用ビニールプールで発芽をさせたところ、6月10日現在で、3個体の発芽を見ました。
昨年の経験では、直径1.5mのプールでもオニバスにとっては狭く、葉が重なってしまい十分な発育をしないので、今年はさらに大型のビニールプールを購入して栽培の準備をしました。
 プールの仕様は縦145cm、横235cm、深さ32cmで、家庭用としては最大級のものです。今日、直径1.5mのビニールプールで、第6葉が浮かんだ株があったので、これを採取して大型プールへ移植しました。
 ところでこのプールは、蚊(ボウフラ)の温床となり寒気がするほど大量のボウフラが発生したので、対策としてホームセンターでメダカ(ヒメダカと思う)を10匹300円也で購入して放流しました。
 しかしプールが大きすぎて、どこにメダカが居るか分からないくらい存在感の薄い状態でした。100匹ほど放さないと役に立たないのではないかと心配していたところ、メダカの稚魚がいつの間にかうようよと発生してきました。
 泳ぎ回るので、正確には数えられないのですが100匹以上居ることは間違いなさそうです。あとは、ボウフラを食べられるくらいに育ってくれることを期待したいです。それまでは、私が手ずから小型の網でもって毎日ボウフラ退治です。その成果で、今ではほとんどボウフラの姿が見えなくなっております。しかし、水面には毎日多数の蚊の死骸が見られるので、産卵しているのだと思っています。さらに根気よく退治を続けましょう。

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