mizuaoiの植物観察事典

植物生態観察図鑑 おどろき編  
 「知るほどに楽しい植物観察図鑑」を好評販売して参りましたが、
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石川の植物

257 アラゲヒョウタンボク(粗毛瓢箪木)とミスミソウ(三角草)(2014年4月3日)

図1 アラゲヒョウタンボク(2014年4月3日)
図2 花は2個ずつ下向きに咲く
図3 花は2個が並んで大きな葉状の苞に包まれる
図4 粗毛と腺毛をもつ葉
図5 花の奥は小さな距となっているが、切ってみると多量の蜜が入っていた
図6 子房の横断面。3室からなることがはっきり分かる
図7 ミスミソウの花いろいろ(1)
図8 ミスミソウの花いろいろ(2)
図9 ミスミソウの花いろいろ(3)
図10 ミスミソウの花いろいろ(4)
図11 ミスミソウの花いろいろ(5)
図12 ミスミソウの花いろいろ(6)
図13 立派な赤花なのだが、一部が食害されている
図14 花を食害している芋虫?

 4月3日、何とか天気がもちそうなので、能登の方へ取材に行ってきました。
狙いは、アカバナマンサクとニシキマンサクの花でしたが、全く見つかりませんでした。
平成12年に取材したのは、3月19日でしたから時期に遅れたのかも知れません。数株の普通のマンサクしか見つかりませんでした。
 がっかりしたのですが、これまで取材のできていなかったアラゲヒョウタンボクとミスミソウの群生地が見つかり、それなりの成果がありました。
 アラゲヒョウタンボクはスイカズラ科の低木で、石川県では能登半島にわずかに分布しているだけなので、加賀地方を中心に活動している私にはお目に掛かる機会の少ないものです。粗毛と腺毛が生えているところ、子房が3室であるところ、蜜がみたされた距も確認できました。
 ミスミソウは門前の猿山が有名で、そこほど多くはありませんでしたが、白花から赤花まで花盛りでした。石川県では以前は「スハマソウ」と呼んでいたのですが、検討の結果、2010年版のレッドデータブックからは「広義のミスミソウHepatica nobilis Schreb. var.japonica Nakai」と呼ぶことになりました。いわゆる雪割草のことです。
 石川の植物にはミスミソウのFILEもありますが、そちらは修正ができておらず「スハマソウ」のままになっています。

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