mizuaoiの植物観察事典

248 オオカナダモ(2013年9月25日)

図1 9月22日に開花していた花は残骸になっている。9月24日に開花した花は25日の日中はしっかりしていた(2013年9月25日)

  オオカナダモの花をついにゲットしました
 長らくのご無沙汰でした。健康状態を心配して下さった方もおいでのようですが、私、いたって元気です。この間、ヤブミョウガ、キツネノカミソリ、カラスノゴマ、サネカズラ、サワギキョウ等々題材豊富でしたが、なにしろ多忙でゆっくりと原稿を書く暇が無かったことをお詫びします。
 似たような形態の水草で、クロモ、コカナダモ、オオカナダモというのがあります。いずれもトチカガミ科ですが、それぞれ属が異なります。この内、オオカナダモの花の写真だけが未撮影でした。このたびオオカナダモが手に入り、ここ5日間は花の撮影に没頭していました。
 詳しく見ていますと、図鑑の記述ではちょっと不足することなども分かり楽しい観察・撮影ができました。ただいま、知るほどに楽しい植物観察図鑑の続編として「植物観察手帖(仮題)」を執筆中で、原稿は既に出版社へ回してあり、その中でクロモのことをじっくり解説してあるのですが、比較としてコカナダモについても取材してあります。じつは、コカナダモについても図鑑の記述が不十分である点を見つけ出してあるのですが、それはさておき、オオカナダモの観察結果も原稿に盛りこみたいと考えています。原稿は既に編集段階に入っており、出版社にとっては大変ご迷惑なことになるでしょうが、1ページほどの増ページをぜひお願いしたいと思っております。
 朝目覚めて、水槽を覗くとオオカナダモが開花を始めています。葉腋から花柄を伸ばして水面、あるいは空中高くで開花し、大体午前中には満開になります。図鑑には1日花と書いてあります。日本へは雄株しか帰化していないので、花粉の生殖能力が1日で終わるのか、2日持続するのかを判断するのは難しいと思いますが、花の形態だけから言えば、1(〜2)日は形を保っております。
 未だ観察途中ですが、水面で開花した花を横から撮影したオオカナダモをご覧下さい。
この2花は25日の夕方にはほぼ崩壊しました。(26日追記)

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