mizuaoiの植物観察事典

237 バイカモ、カワヂシャ、オオカワヂシャ(2013年5月15日)

図1 バイカモが大満開。右上に斜めの線が見えるのはおそらく鳥(カルガモ)除けのテグスであろう
図2 糸のように細くふさふさの水中葉がよく分かる。
図3 バイカモとは梅の花のような藻の意味である
図4 通路が水面よりかなり高いので、水面近くで咲く花の撮影は難しい
図5 カワヂシャの花はほとんど白
図6 カワヂシャは次のオオカワヂシャと似ているが、花色が薄いことと葉の縁に鋭い鋸歯があることで区別が付く
図7 オオカワヂシャの花冠は青紫色。スケールの最小目盛りは1/2mm
図8 オオカワヂシャはカワヂシャとともにオオイヌノフグリと同属なのでよく似た花である
図9 カワヂシャと違って葉の縁には鋸歯がほとんどない
図10 川岸というより川の中のオオカワヂシャ群落

 ここ3〜4日、暑い日が続いています。毎日のように取材に出ていてかなり疲れました。
 5月14日(火)の地元北國新聞で「バイカモ(梅花藻)」(石川県 絶滅危惧1類)が能美市粟生町の用水で開花したとの記事を見て、さっそく現場を訪ねました。
 100m程の水路のそこここに無数のバイカモが花を咲かせていました。これまでバイカモの花はよく見ていましたが、こんなにたくさん咲いているのは初めてです。
 バイカモは清く冷たい流れに育つことが多いので、揺れて被写体ブレを起こしやすく、撮影の難しい被写体です。
 この用水ではあまりにも密生しているので、ほぼ静止しており、被写体ブレの恐れは少なかったのですが、通路が水面よりかなり高くて撮影は難しかったです。花はほぼ止まっていたのですが、水中の葉はやはり揺れていてブレてしまいました。
 数少ないカワヂシャ(石川県 絶滅危惧1類)も撮影はできたのですが、近くへ寄ることができなかったので、あまりはっきりした写真にはなりませんでした。
 その後、オオカワヂシャ(特定外来生物)の撮影に向かいました。昨年、大群生していた場所は冬季の川の流れの変化で流されてしまって、まったく見られなくなっていました。もっとよく捜せばどこかには残っていたかも知れませんが。
 下流に新しい群生地ができていることが分かっていたのでそこへ移動して撮影しました。もうすでに開花は始まっていましたが、花はこれからが見頃ですね。オオイヌノフグリと同じ属なので、似たような花をしています。


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