mizuaoiの植物観察事典

236 カモシカ等(2013年5月2日)

図1 眼のように見えている箇所が眼下腺だった
図2 眼下腺が大きくて、眼が小さいカモシカ。図1で眼のように見えていたのが眼下腺であったことがよく分かる。
図3 2輪咲きのイチリンソウ
図4 一輪咲きのニリンソウ
図5 3輪咲きのニリンソウ
図6 マムシグサ
図7 雄株の仏炎苞のキノコバエ脱出用の穴
図8 仏炎苞の穴から出てきた花粉を付けたキノコバエ

 5月2日は朝から雨でしたが、白山市へ出かけました。
 3月26日にカモシカを見た近くで、またカモシカに遭遇しました。彼我の距離、約6m、藪の中からじっとこちらを見つめていました。おそらく心臓が早鐘のように波打って、こちらの出方を探っていたことでしょう。カモシカは温和しくて助かります。あの大きさでイノシシやツキノワグマのように気が荒かったら恐怖です。
ところで、カモシカには「眼下腺」と呼ばれる分泌腺が眼の下にあり、ここから強い臭いのする液を出してマーキングをするそうです。
 この日のカモシカは眼下腺が大きくて、遠くから見るとまるで眼のように見えました。
アップの写真にしてはじめて、これが眼でないと気づくありさまでした。
 雨の中の林道で、2輪咲きのイチリンソウを初めて見ました。1輪咲きのニリンソウや3輪咲きのニリンソウはしばしばというよりごく普通に見る事ができるのですが。
 この日の目的の一つはマムシグサの雄株の穴から、花粉にまみれたキノコバエが脱出するところを観察することでした。河川敷のマムシグサを片っ端から覗いて周りました。
 ついに、花粉だらけになったキノコバエが出てくるのに出会い、ここぞとばかりに最接近して撮影したのですが、急にカメラの調子がおかしくなって、すべて露光オーバーになってしまいました。この日は一日中、最短撮影距離での撮影がすべて露光オーバーになってしまい、良い写真を撮ることが不可能でした。もっとも良い写真なんて普段からそう撮れてはいないのですが。
 このアクシデントは、3絞りほどマイナスにしなければ適正露出にならないというやっかいな故障のため、撮影がひどく制限されてしまいました。そのむちゃくちゃに露光オーバーになった画像は、人にお見せできるものではないのですが、参考のために1枚だけ発表しておきます。ソフト的に明るさの調節はしましたが、元画像が悪いのでこれ以上どうにもなりませんでした。なんとかキノコバエの姿だけが分かるという代物です。
 申し訳ありません。


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