mizuaoiの植物観察事典

233 カタクリ開花(2013年4月13日)

図1 群生保護地
図2 痛んだ花が多かった
図3 ギフチョウが来ていた
図4 実生1年目のカタクリ
図5 内花被片外側の中肋
図6 内花被片内側の中肋

 あちこちでカタクリが開花を始めました。
 金沢市民にとって一番身近なカタクリ群生地である「平栗」へ行ってみました。
未開花の蕾があまり見られない状況でしたから、最盛期は終わっているようでした。そのうえ、4月10日〜12日と雨が続き、時にはあられも降るような天気のせいで、花は随分痛んでいました。
じっくり捜すと、実生1年目の若いカタクリをたくさん見ることができました。ギフチョウも来ていました。
 これまでカタクリはよく観察していたつもりでしたが、今日は新しい発見がありました。カタクリは萼片も花弁もよく似ているので、まとめて花被片と呼ばれ、外側の3枚は萼片に相当するもので外花被片、内側の3枚は花弁に相当するもので内花被片と呼ばれます。
この内花被片には中肋が明瞭にあるのです。表(内)からも見えますが、裏(外)の方がよりはっきりしています。外花被片にも中肋はあるのですがほとんど目立ちません。だからどうだ、と言われればそれまでですが、観れば観るほど色んなことが分かってくるものです。

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