mizuaoiの植物観察事典    

182  ナニワズ(2011年6月11日)

図1 我が家の最大株だが、今年の実付きは極端に悪い
図2 これから徐々に赤くなり、並行して葉が枯れ落ち、「夏坊主」状態となる
図3 例年の6月10日頃だとほとんどの果実は真っ赤に熟しているが、今年青いものが多い。
やはり遅れている
図4 これは両性株で果実が1個しか実らなかった
図5 裂開した果実で、種子が未だ落ちない先に蟻が来ている。

 今年もナニワズの果実が色づいてきました。例年、隣に植えてあるビックリグミの実る時期と重なるので、多くの野鳥が来て食べてしまいます。そのため、果実が何個できたのかがよく分かりません。今年は完熟しないうちに数えておこうと庭に出てみましたが、寂しい状況でした。
 かつて、最高450個以上の果実を数えたことのある我が家の最大株(雌株)でさえ、49個しかできていません。両性株においては、はじめは3個実っていたはずなんですが、1個しか残っていません。両性株の隣の雌株は未だ小さい株ですが、それでも47個も熟しており、小さいながら見事です。
 こんなに不作の原因を考えてみました。
今年の開花期は天候不順で実りが良くないだろうとの予想はしていたのですが、最大の要因は、最大雌株の隣にあった両性株の大株が枯死したことによると考えています。それに加えて天候不順でしょう。
 その証拠に、残存している両性株の隣にある雌株がよく果実を付けていたことと、少し離れたところにある49個しか果実を付けなかった最大雌株では、ほとんどの果実が、両性株寄りの枝に付いていることです。
 厳密な調査ではありませんが、あり得ることだと考えています。

 ところで、私が大切にしているベニバナセンブリがいよいよ明日開花するように、つぼみが大きく膨らんできました。お楽しみに。
 「石川の植物」には、ナニワズの詳しいFILEがありますから是非ご覧下さい。
また、「mizuaoiの写真館」でも、073(花)、123(花)、171(花)、024(果実)、093(果実)、149(果実)と、毎年話題にしていますので、ぜひバックナンバーもご覧下さい。


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