mizuaoiの植物観察事典    

180  ギンラン(銀蘭)とユウシュンラン(祐舜蘭)とカタクリ(片栗)(2011年6月5日)

図1 10日の間に花が終わってしまっていたユウシュンラン ギンラン
図2 ユウシュンランはギンランを小形にしたスタイルである(2008年5月19日)
図3 唇弁の中央に3個の隆起線のあるのがユウシュンランの特徴の一つである。(2009年5月3日)
図4 果実の中をのぞき込んでいる蟻
図5 裂開した果実で、種子が未だ落ちない先に蟻が来ている。

  カタクリの群生地へ行ってきました。
と言っても本当の狙いは、カタクリではなくユウシュンラン(祐舜蘭) ギンランでした。
5月26日に、全く偶然に遊歩道のそばで、1株のユウシュンラン ギンランに出会いました。そのときは、未
だ開花が十分であるとは思えませんでしたので、いつか見に行こうと思いながらも10日過ぎてしまったも
のでした。
 残念なことに花は完全に終わってしまっていました。意外と花の寿命が短いのに驚きました。

読者のあいらん童 様のご指摘により 図1のランは、花の開き方、葉の大きさ、質感などから
「ギンラン」であることが判明しました。
ご指導ありがとうございました。

 参考までに、以前別の場所で撮影したユウシュンランを挙げておきます。

 ユウシュンランはギンランの変種とされるもので、唇弁が3裂し、その中裂片に3個の隆起線のある
のが特徴です。基本種のギンランは植物体がもっと大型で、5本の隆起線があるということです(私は
未だ観察していません)。
 気落ちしたので、口直しに、カタクリの果実を観察してきました。未だ十分裂開していないのに、もう
蟻が来て、エライオソームに興味を示している様子でした。何か良い香りでも発散して蟻を引き寄せ
たのでしょうか?
 ユウシュンランについてはmizuaoiの写真館の「004」「015」「144」でも紹介していますので併せてご
らんください。




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