mizuaoiの植物観察事典    

167  カラタチバナ・クロヤツシロラン(2010年11月6日)

図1 カラタチバナの果実
図2 わずか数cmの十分に伸びていない果実
図3 突起が発達した果実

 ヤブコウジ科のカラタチバナは、秋には赤い果実をつけ美しいので、マンリョウ(万両)やセンリョウ
(千両)と並んでヒャクリョウ(百両)とも呼ばれお目出度い木とされています。
 この日のお目当てはじつはカラタチバナではなくてクロヤツシロランでした。今年は忙しくてとうとう花
の時期に出かけることができなかったのですが、果実の具合はどうかと見に行ってきました。
 例年なら、足の踏み場もないほど花茎がにょきにょきと立っているはずなのですが、今年は数株しか
見ることができませんでした。それも数センチメートルほどの短いものばかりでした。ということは、花数
が少なく、花期が遅かったということなのでしょうか。いずれにしても今年は不作でした。
 見て回っている内に、果実に何かゴミのようなものが付いているのがありました。肉眼ではよく分から
ないのでルーペで見ると、不規則な突起が出ているのでした。じっくり観察したかったのですが、地表す
れすれのため体がつらくしかもヤブ蚊に攻められて我慢ならないので、マクロ写真だけに止めました。
3駒のマクロ写真をソフト的に合成した長大写真も掲載しました。見応えありますのでぜひご覧ください。

 石川の植物にはクロヤツシロランを詳しく観察したFILEがありますので、そちらの方もご覧ください。

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