mizuaoiの植物観察事典

159  オニバス(2010年8月28日)

図1 間引きされてまばらに葉の残ったオニバス
図2 間引きされたオニバスが池の縁に積まれている。観光客のために間引きしたのなら、もう少し
整理する必要があるのではないか。
図3 間引きされて池から離れた水路近くに積まれたオニバス
図4 葉を突き破って伸びた花茎
図5 この程度までしか開花しないのが普通である
図6 籠に入って死んだウシガエルのオタマジャクシ
図7 この日測定できた最も大きい葉は、直径約150cmであった
図8 離れた水路にもぽつぽつと生育していた

  6年ぶりに富山県氷見市の十二町潟水郷公園へオニバスの見学に行ってきました。
正直言ってがっかりしました。オニバスの生育が疎らなんです。
オニバス栽培池の縁や離れた水路近くに大量のオニバスの葉がうず高く積まれて無残な姿をさらしてい
ました。
 ちょうど観察中に、「氷見ゆったりまちなか巡り 氷見市観光ボランティアつままの会」のボランティアの
方が、3名の観光客を案内してきて、「葉を大きく育てるために間引きしている」と説明されていました。
 私は、大量の葉が茂って、押し合いへし合いして、乗り上げている状況を撮影したくてきていたので、こ
の池の状態にはがっかりしたわけです。
 公園としての栽培池ですから、管理者の判断によらなければなりませんが、私としてはつまらない池に
なってしまいました。
 それでも株数が多いので、花をたくさん見ることができて、一応楽しめました。
 なお、アメリカザリガニがオニバスを食べて害をなすということを聞いたことがあります。
 たぶん、その対策なんでしょうが、何カ所かに金網の籠が仕掛けられていました。見たところ、大きなオ
タマジャクシが何匹も籠の中で死んでおりました。おそらくウシガエル(食用蛙)のオタマジャクシだと思い
ます。アメリカザリガニというのは、もともと、ウシガエル(食用蛙)の餌にするために移入されたものがは
びこっているのですが、アメリカザリガニを退治するための籠にウシガエルのオタマジャクシが掛かって
死ぬというのは何とも皮肉な話ではあります。
 この日の収穫は、オニバス池の手前の水路にも、いくつかのオニバスが生育しているのですが、それ
ぞれの株が離れて育っているので、1株がどれくらいの葉をつけているものかがわかったことです。ここ
では、5〜7枚というところでした。
 当日測定できた最大の葉は、直径約150cmでした。


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