mizuaoiの植物観察事典

156  ウバユリ開花(2010年8月2日)

図1 2006年、企画展の様子。右のプランターのウバユリをその後追跡栽培。
図2 能登の私有地のウバユリ群落
図3 2007年春の様子
図4 2008年春の様子
図5 2010年8月2日開花

 我が家で夏のユリ、ウバユリが開花しました。
2006年夏、石川県立自然史資料館の第二回企画展「秋の植物」の展示用に、能登の私有地から5株の
ウバユリを2個のプランターに移植しました。
展示が終わったプランターでは、結実したウバユリは枯れましたが、地中にはたくさんの「娘鱗茎」がで
きていました。
翌2007年4月、娘鱗茎から苗が芽生えてきました。あまり大きくはならずに枯れました。2008年も2009年
も同様でした。
今年はついに、とうが立って開花に至ったものです。
4年で開花したことになります。
 種子からの場合には、発芽してから6〜8年立たないと開花しないとのことですから、かなり能率がよ
いことになります。我が家のプランターは栄養状態がよくないので、4年かかりましたが、3年くらいで開
花に至る場合もあるかもしれません。
 ところで、2007年の画像を見ると10個以上の苗が見えます。2008年でも20個近くの苗を数えることが
できます。2009年の画像がありませんが、この年は、実生苗がたくさん出てきて、それの撮影に夢中に
なっていて、撮り損なったらしいのです。
 それにしても、2008年に20株近くが育っていたのに、今年、開花にいたったのは、この1株だけです。
生存競争があったのかどうかは分かりませんが、花が咲くまでに育つのは厳しいことのようです。
 石川の植物には、ウバユリの詳しいFILEがありますから、ぜひご覧下さいね。

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