mizuaoiの植物観察事典

115 ダルマギク(達磨菊)(2009年10月30日)

図1 海に面した岩盤に貼り付くダルマギク(山口県角島)
図2 淡紫色や白の群落が飛び飛びに生育。手前の葉だけ見えるのは、これから開花するもの。
図3 岩の隙間に根を張るダルマギク
図4 葉には腺毛がビッシリ

 しばらく留守にして、山口県角島へ「ダルマギク」を観に行ってきました。
まだ花期のはじめで、満開というような状態ではなく、開花していない株もたくさんありましたが、それなりに花を楽しめました。
海に面した険しい玄武岩の崖やササ草原の中に群落が点在していました。
淡紫色の花が多かったのですが、白いのも中間色(薄い青)のものも見られました。
葉の両面には多数の腺毛があるので、葉に触れるとベトベトして気持ち悪かったです。腺毛の写真もばっちり撮影してきましたので、「mizuaoiの写真館」でご覧下さい。
 山溪ハンディ図鑑 日本の野菊 にもあるように、一度実物を見たらほかのキクと間違えることのない独特の姿でした。
 石川県からダルマギクを観に来たと言ったら宿の女将さんは目を丸くして、こんなありふれた花を見に、物好きな、という態度でした。
 角島大橋ができてから、乱獲されて減ってきたとのことでしたが、あちこちの民家の石垣などにも植えてありますので、島の人も結構採取しているのでしょう。


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