mizuaoiの植物観察事典

088 モウセンゴケ(2)(2009年5月13日)

図1 ガガンボの2枚の羽根がそれぞれ、モウセンゴケの別の葉につかまっていた(11日) 
図2 葉を強く折りたたんで獲物を確保しようとする様子が見られた(12日)
図3 葉は畳むのを止めて元に戻りつつあった(13日)

 食虫植物のモウセンゴケは昆虫(餌)を捕まえると腺毛が曲がって、獲物を包み込むようになるとともに、時間が経つと葉身も曲がるということを聞いていました。
 5月11日の朝、モウセンゴケにガガンボ(と思う)が引っかかってもがいていました。夕方にはもうガガンボは動きを止め、2枚の羽根がそれぞれ、モウセンゴケの別の葉につかまっていました(図1)。
 翌日には、葉を強く折りたたんで獲物を確保しようとする様子が見られました(図2)。
私の見解としては、羽根をいくら確保しても栄養がないから無意味だろうと考えましたが、いや、羽根の翅脈には体液が流れているだろうから、栄養を吸収できるかも知れないと納得していました。
 しかし13日に観ると、葉は畳むのを止めて元に戻りつつありました。栄養にならないことを悟ったのでしょう(図3)。


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