mizuaoiの植物観察事典

055 ウンラン

図1 ウンランの大群落(2008年9月5日)
図2 ウンランの大株
図3 砂浜の最前線で頑張るウンラン
図4 花序
図5 花のクローズアップ(上唇が2裂し、下唇が3裂する)。下唇の基部は膨らんで、上唇にぴたりと付くので、雄しべや雌しべは外からは見えない。
図6 下唇の基部は膨らんで、軟毛が生えている。膨らんだ部分の中央は、黄橙色を帯びて訪花昆虫の目印になる。
図7 下唇部を開いて、雄しべ、雌しべを観た。下唇部の膨らんだ部分が毛だらけであることが分かる。
図8 千里浜渚ドライブウェー。草付きの最前線は、ハマヒルガオ、ハマゴウ、オカヒジキ、ウンランとなっている。
図9 8kmにわたって続く千里浜渚ドライブウェー。波打ち際まで車で走ることができる。

 「ラン」とついてはいるがゴマノハグサ科の植物です。
石川県の海岸砂丘には普通に見られ、夏から秋にかけて開花します。
見つけるとすぐに撮影したくなる花です。
決して珍しくはないのですが、久しぶりに走った、「千里浜渚ドライブウェー」では、随所に固まって、遠くからでも目に付きました。こんな大群落を観たのは初めてでした。
 2唇形で、上唇は直立して2裂し、下唇は3裂しています。上下の花弁がぴたりと閉じていて、無理にこじ開けないと、外からは見えません。
 
「千里浜渚ドライブウェー」は羽咋市にあり、渚を車で走れる日本で唯一の場所です。幅50m以上、長さ8kmにわたって、砂が舗装されたようにしまっていて、どんな車でも波打ち際でも走れるのが特徴です。
ただし、夏は、海水浴客や車(大型観光バスを含む)が多いので、走行には十分注意が必要です。


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