mizuaoiの植物観察事典

043 カラスウリ

図1 今夜咲く蕾。17:30 
図2 18:57 
図3 19:24
図4 19:36
図5 20:20。もう一息
図6 22:31。満開
図7 01:29。まだ満開状態
図8 3:06。細い糸がまとまりだし、花が閉じ始めたことが分かる。
図9 5:34。ほとんど閉じた
図10 カラスウリは雌雄異株で、この株は雌しべが見えているので雌株である。

 数年前に友人のNさんから頂いたカラスウリの苗が、今年初めて花をつけました。
午後8時頃にはほぼ満開になり、翌朝にはもう閉じているという完全に夜型の花です。
花冠は深く5裂し、それぞれの裂片の縁がレース糸のように細かく裂けているのがとても美しい花です。
このような複雑な構造が、蕾の中で畳まれた形に形作られているということに、驚きを禁じえません。どういう細胞分裂をすると、このような構造が蕾の中にできあがるのか、そういうプログラムをどうやって身につけたのか、考え出すと夜も眠れません。
 開花の始め、内側に畳まれていた細かい糸が、音もなくゆらゆらと展開していく様子は、まさに感動ものです。ビデオで齣撮り撮影をできればいいのですが、スチール写真ではとても表現することができません。
 朝目を覚ましたころには、花が閉じていますので、いつ頃閉じ出すのかと思っていたのですが、午前3時頃だと分かりました。

石川の植物へもどる

 このサイト及び「石川の植物」「mizuaoiの植物記」の全ての写真、文章などの著作権は、引用文・借用画像を除き、mizuaoi(本多郁夫)にあります。無断転載はできません。
リンクは自由です。承認を求めることは必要ではありません。