mizuaoiの植物観察事典

036 コオニユリ

図1 岩の上のわずかな草付きに咲くコオニユリ 
図2 砂浜に咲く丈の低いコオニユリ
図3 岩の隙間から垂れるコオニユリ
図4 岩の隙間に咲くコオニユリ
図5 岩の隙間に窮屈そうに根付くコオニユリ
図6 藪の中で大きく育ったコオニユリ

 コオニユリは夏の花です。最盛期は7月下旬なので期待していなかったのですが、少し早めに開花を見ることができました。まだ咲き始めなので、花の数は少なかったのですが、見応えありました。
 石川県のコオニユリは、おおむね奧能登の海岸と加賀の山中とに分かれて分布します。奥能登海岸のコオニユリは背が低くがっしりと、逞しいのですが、加賀の山のコオニユリはすらりと丈の高いのが多いようです。
 ほとんどが岩の隙間に根を下ろして健気に生きています。しかし今日は、砂浜にも見つかりました。季節風の吹き付ける前面では丈が低く、ハマナスなどが藪を作っている場所では、私の身の丈ほどもありました。ここへ向かって、人が踏み込んだ跡がありましたが、幸い、痛めつけられてはいませんでした。しかし、踏み込んだために、他の植物は踏みつけられていました。盗掘をしないで、写真を写すだけでも自然を壊しているということに心が痛みます。

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