mizuaoiの植物観察事典

030 ハンゲショウ(半夏生)

図1 先端の葉が白くなりだしたハンゲショウ 

  暦の上では、夏至から11日目を「半夏生」といいます。今年は、7月1日が半夏生です。我が家のハンゲショウも、ようやく白くなりだしました。
 半夏生のころに、花を開き、葉が白くなるから半夏生と呼ばれると、一般には理解されています。
 茎の先端の葉数枚が、一部分だけ白く変わるので(それも表側だけ)、片白草とも呼ばれます。
 半化粧(葉の一部だけ白いので、白粉を塗りかけた、つまり半分しか化粧ができていない)とする理解もあります。
 中国では三白草と呼び、上の一枚が白化した時には小麦を食べ、二枚目が白化した時には梅や杏を食べ、三枚目が白化した時には黍(きび)を食べる、などと言うそうです。
 ハンゲショウが白くなるのは、葉の表側の表皮の下にある柵状組織の葉緑素が抜けるからだと言われています。マタタビも同じような現象を起こします。

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