mizuaoiの植物観察事典

028 エゴノネコアシ

図1 エゴノキにできたエゴノネコアシ。(2008年6月25日) 
図2 エゴノネコアシ
図3 エゴノネコアシ。スケールはmm
図4 エゴノネコアシの一つの房室
図5 中にはエゴノネコアシアブラムシの無翅虫がうようよ

  街路樹や庭木としてよく植えられているエゴノキですが、茎の先端部に奇妙な塊の見られることがあります。 猫の足先に似ているということから、エゴノネコアシと呼ばれます。エゴノネコアシアブラムシというアブラムシが寄生した虫えい(虫こぶ)なのです。
 7月、先端に穴が開いて、羽根(翅)のあるアブラムシが脱出しますが、いまはまだ羽根(翅)のないアブラムシです。
 これまで何年も見てきましたが、いつも脱出した後の空の状態でしたので、今回は、中の様子を見てみました。
 アブラムシがうようよいて、一瞬、鳥肌が立つ思いでした。あんまり気持ちの良いものではありません。
 このアブラムシを皮膚の上に乗せると、口器で皮膚を刺し、軽いかゆみを引き起こすそうです。(日本原色虫えい図鑑.全国農村教育協会による)

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