mizuaoiの植物観察事典

026 ベニバナセンブリとハナハマセンブリ

図1 ベニバナセンブリとハナハマセンブリの比較画像。ハナハマセンブリは色が濃く、花冠中央部の白色部が鮮明。(2008年6月19日) 
図2 ベニバナセンブリの花
図3 ベニバナセンブリの雄しべ。葯が捻れるのが Centaurium シマセンブリ属の特徴。
図4 茎葉の開く角度でもおそらく両者は区別できるのではなかろうか。

  昨年、白山麓で見つけたベニバナセンブリと横浜のメール友達から頂いたハナハマセンブリ(種子)が咲き出しました。
 この両者はよく似ていて、日本帰化植物写真図鑑(全農教)、日本の帰化植物(平凡社)ともに混乱していました。日本帰化植物図鑑(全農教)の第1刷では、ハナハマセンブリの写真をベニバナセンブリとして解説し、その後訂正のシールが配布されました。日本の帰化植物(平凡社)の初版第1刷におけるベニバナセンブリの写真については、ハナハマセンブリの写真ではないかとの疑問が出されております。
 このたび両種の花を観察することができ、その指摘が正しいと実感いたしました。詳しい比較につきましては、今後、石川の植物でFILE化したいと考えていますが、今回は一部の画像を公開しました。
 植物図鑑のように引いた写真では間違いやすく、またはっきり分かりませんが、このようにクローズアップで比較してみますとはっきりと違いが分かります。
 いずれにしても美しい花です。

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