mizuaoiの植物観察事典

023 サイカチ

図1 サイカチの雄花の落花が道路に敷き詰められている 
図2 サイカチの刺は枝の変形したものなので、幹から直接出ている
図3 サイカチの枝
図4 雄花序
図5 雄花序
図6 雄花。萼片4、花弁4、雄しべ8からなる 

 石川県ではそう多くはありませんが、所々にサイカチの木があります。幹には枝が変化してできたといわれる枝分かれした大型の刺があります。学生時代に、知らずに幹に手を付いてこの刺が手の平にザックと刺さって痛い思いをしたことが今でも忘れられません。
 今日農道を走っていたら、地面に何かが敷き詰められていました。何だろうと見上げるとサイカチが花盛りでした。落ちていた花や花序に付いている花のすべてが、雄しべだけの雄花でした。帰ってから、山溪の「樹に咲く花」を見たところ「同一個体で、雄花のみの年、雌花のみの年、両方とも咲く年がある」のだという。奥の深い植物だ。




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