mizuaoiの植物観察事典

011 タムシバ

図1 タムシバ
図2 タムシバ
図3 タムシバ
図4 タムシバ

  今年のGWはお天気続きです。奧医王山へ行ってみました。
 目的の沢に着きましたが、何と残雪が沢を覆い、ところどころ薄い部分があり、うっかり踏み抜くと沢に落ちてしまうので、危なくて歩けません。雪のないところでも溶けたばかりで、アズマシロカネソウは未だ開花していませんでした。
 昨年は、5月8日に咲き競っていましたから、この分だと春の訪れが2週間以上も遅いようです。
でも、タムシバはちょうど花盛りで、痛んだ花や散った花がほとんど無く、山道にタムシバのトンネルができたようで、とても気持ちのよい山行となりました。タムシバと似ているものにコブシ(キタコブシ)があります。コブシの方が名が知れ渡っているので、多くの初心者の方は、コブシだと思いがちですが、両者は生態的に異なりますので、区別がつきます。コブシは水分が好きなので、谷間に多く見られます。医王山界隈では、タムシバよりも花期が早いので、現在、開花しているものはありません。山の尾根筋などで見られるものはタムシバです。タムシバは、「噛む柴」がなまったものといわれ、枝を噛むなり傷つけたりすると、とても良い芳香を発します。コブシも芳香をもちますが、タムシバに比べると、強烈過ぎて私には不快に感じられます。その他、葉にも違いがありますが、ここでは省略いたします。




石川の植物へもどる

 このサイト及び「石川の植物」「mizuaoiの植物記」の全ての写真、文章などの著作権は、引用文・借用画像を除き、mizuaoi(本多郁夫)にあります。無断転載はできません。
リンクは自由です。特に承認を求めることは必要ではありませんが、お知らせ頂ければうれしいです。