mizuaoiの植物観察事典

007 ツルデンダとクモノスシダ(1988年5月14日)

図1 ツルデンダの群落
図2 ツルデンダ 矢印のところに無性芽ができている。
図3 ツルデンダ 無性芽のアップ
図4 クモノスシダ 矢印のところに無性芽ができている。
 ツルデンダは、岩上に生育するシダで、葉の先が蔓(つる)のように伸びて、その先端に
無性芽を作るので、近所中がツルデンダばかりの群落になります。デンダというのはシダ
の方言だということです。日本植物方言集成(八坂書房)には、ゼンマイの長野(下伊那)、
愛知(北設楽)地方の方言として「デンダ」が上げられています。
 図4には、これも岩上に生育し、葉の先端が蔓のように伸びて、先端に無性芽を付ける
クモノスシダが、ツルデンダの横に生えていました。
 こういう変わった生態をもつ植物が私の好みです。
 


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